相模原市中央区 檜原(ひはら)歯科医院

相模原市中央区中央 完全バリアーフリー。歯槽膿漏の治療を中心に、患者様に寄り添う歯科医院。

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ちょつとひといきタイム 12月号

サンタ
お酒を飲む機会が増える年末。失敗しないお酒の飲み方を 
 
ふと気がつけば、もう師走。あとひと月足らずで2023年も終わりですね。新型コロナウイルス感染症による行動制限が緩和された今年の年末は、忘年会やクリスマスパーティーなど、職場の同僚や友人、家族の集まりを計画している人も多いのではないでしょうか?
でも、そんな楽しい席にありがちなのが、お酒の失敗。つい飲みすぎて悪酔いしてしまったり、二日酔いで苦しんだり…。「自分のお酒の適量はわかっている」という人は多いと思いますが、コロナ禍の後、「めっきりお酒が弱くなった」という人も増えているようですから、体にやさしいお酒の飲み方を改めて確認しておきましょう。
そもそも自分は、お酒に強いのか、弱いのか、把握していますか? お酒に弱い人というのは、“アセトアルデヒド”という猛毒の物質を分解して無害なものにする能力が低いそう。アセトアルデヒドが体内に残ってしまうと頭痛や吐き気を引き起こし、いわゆる「悪酔い」の状態に。お酒を飲むと顔が赤くなる人は、アセトアルデヒドの分解能力が低いと思っていいようです。
ちなみに、お酒の強さを自分で簡単に調べることもできます。やり方は、腕に消毒用アルコールを含ませた絆創膏を10分間貼ります。赤くなったら、ほとんど飲めないタイプ。ピンク色なら、ある程度飲めるタイプ。何も反応がなければ、お酒に強いタイプだそうです。お酒がほとんど飲めないタイプの人が、お酒を飲み続けてしまうと、アセトアルデヒドによって肝臓病を引き起こすだけでなく、脳卒中やがんに罹るリスクも高まるとか。そういう人は、ノンアルコールに替えるとか、最近、発売されているアセトアルデヒドの分解を助けるサプリメントなどを利用するなどを工夫をして楽しみたいですね。
なお、お酒に強い人やそこそこ飲める人も、お酒の種類や飲み方によっては悪酔いしたり二日酔いになったりします。よく聞くのが、焼酎やウォッカのような蒸留酒よりも、日本酒やワインといった醸造酒のほうが悪酔いや二日酔いをしやすいという話。これは、お酒の製造過程で含まれる不純物が悪酔いを誘引するためで、蒸留酒の中でも不純物が含まれているお酒は注意が必要です。ある文献によると、不純物の多さとしては、ブランデー、赤ワイン、ラム、ウイスキー、白ワイン、ジン、ウオツカ、ビールの順だそうです。
もちろん、量を飲みすぎたり、空きっ腹にかけつけ一杯や、乾杯の一気飲みといった飲み方も、悪酔いや二日酔いを招くのはよくおわかりかと思います。
せっかくの年末イベント、お酒に飲まれることなく楽しみたいですね。
 
 
師走は、特に要注意! 空き巣・強盗対策を万全に
 
年末年始は、空き巣被害が急増する時期。何かと忙しいために戸締まりへの意識が緩んでしまったり、お年玉や年越しの準備でいつもより現金を多く家に置いておいたり、旅行など外出の機会が増える人も多いからだそうです。空き巣が狙いやすい家の特徴は、入りやすく、逃げやすい家。例えば、塀や樹木に囲まれて、外部からの死角が多かったり、街灯や人通りが少なかったり、幹線道路など騒音が多い場所にある家は要注意。マンションやアパートの低層階はもとより、上部から侵入できる高層階も注意が必要だそうです。対策としては、何と言っても大切なのは、ツーロック、スリーロックといった頑丈な戸締まり。次に、留守にしていると思わせないこと。例えば、日暮れに合わせてタイマー式の電灯を点ける、洗濯物を干しっぱなしにしない、郵便ポストにチラシや新聞を溜め込まないなど、人が在宅しているように見せる工夫を凝らしましょう。
なお、最近は、空き巣狙いだけでなく、人が在宅していても強引に侵入してくる凶悪な強盗も増えているので、宅配便であっても玄関を開けずに、玄関前に置いてもらうように用心することも大切です。忙しくても防犯意識を緩めずに、穏やかな新年をお迎えくださいね。
 
2023年12月23日 23:44

ちょつとひといきタイム 11月号

きのこ
冬の季節、免疫力にも関わる「ビタミンD」の補い方 
 
 
冬の気配が濃くなり、お肌の大敵・紫外線量もかなり減ってきて、ホっとしている方も多いでしょうか? でも、その代わりに、これからの季節は、風邪やインフルエンザが気になりますね。特に、ビタミンDが不足すると免疫力が下がって感染症にかかりやすく、ある大学病院の大規模調査によると、「日本人の98%がビタミンD不足」という結果が出ているそうです。しかも、ビタミンD不足は、骨が弱くなり、心臓病やパーキンソン病などの神経系疾患、がんの発症にも関わってくるそうなので、気をつけたいところです。
ビタミンDは、日光に当たることで自然に体内で生成されるため、これまでは、あまり神経質にならなくてもよいといわれていました。ところが、最近は、紫外線量がとても多く、シミや肌荒れだけでなく、皮膚がんの発症にも影響を及ぼすなど怖さが増しています。そのため、子どもの頃から日焼け止めなどのUV対策をしっかり行っているという人も多く、ビタミンD不足が顕著になっているそうです。
そこで、「ビタミンDが不足しているかも…」と、心当たりのある方のために、普段の食生活でビタミンDを補う方法を調べてみました。まず、今の季節だと、鮭がおすすめです。成人の一日あたりのビタミンD摂取量の目安は、8.5μg(マイクログラム)といわれており、紅鮭1切れ(100gあたり)には32μgのビタミンDが含まれています。鮭をグラタンやクリームシチューにして食べれば、牛乳からのカルシウムも摂れることになりますね。
ビタミンDが豊富に含まれる食品は、動物性の食べ物に比較的多く、例えば、あん肝(100gあたり110μg)、半乾燥のしらす干し(100gあたり61μg)、鶏卵の卵黄(1個12μg)、真いわしにも鮭と同程度のビタミンDが含まれています。
また、きのこの中にも豊富に含まれているものがあり、例えば、乾燥きくらげ(100gあたり440μg)、干ししいたけ(100gあたり17μg)などがあります。ビタミンDは脂溶性なので、きのこ類なら油で炒めるなどして食べるとよいそうですよ。
食事からのビタミンD摂取が多い人は、病気になりにくく、死亡リスクが低いともいわれています。特に、女性や、高血圧の人、太陽光線にあまり当たらない生活をしている人は、ビタミンDの補給と同時にカルシウムの摂取も意識すると、より健康効果が高まるそうです。
 
収穫を祝う “秋祭り”で、実りの秋を実感!
 
 
11月は、全国各地でお祭りがありますね。新型コロナも5類感染症に移行されて、今年は、以前のような活気のあるお祭りを開催するところも多そうです。ところで、秋祭りには、どんな意味があるのかご存知ですか? 宮中では11月に新嘗祭(にいなめさい)が行われますが、天皇陛下がその年記に収穫された新穀を天神地祇に供え、天皇自らもそれを召し上がるという儀式です。この新嘗祭は、各地で行われ、その年の収穫に感謝するという意味で秋祭りが行われているそうです。近年は、世界で食料問題が増え続けており、国内でも台風や大雨、酷暑で農作物が甚大な被害を受けています。ふだん食べているものが、自然の恵みであり、それを丹念に作ってくれている人たちがいることに、秋祭りに参加しながら、改めて感謝したいですね。
 
2023年11月23日 23:33

ちょつとひといきタイム 10月号

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秋の夜長に「脳活」のススメ ①読書 
 
 
朝晩、すっかり涼しくなってきましたね。秋分の日も過ぎて、日に日に昼よりも夜の時間のほうが長くなっています。そんな秋の夜長、「脳活」に取り組んでみませんか? 
というのも、“もの忘れ”は、ご高齢の方だけの問題ではなく、最近、スマホの使い過ぎで“脳過労”の人が増え、30代〜50代でも、もの忘れが激しくなり、集中力や意欲の低下を引き起こしているといわれているからです。つい先日は、「スマホを長時間使う子どもは、脳の発達が阻害される」という衝撃的なニュースもありました。
そこで、過ごしやすくなった秋の夜に、脳の活性化につながる「読書」は、いかがでしょう。いくつかの研究によると、読書をすると、記憶や感情、行動の制御に関わる「脳の前頭前野」の血流量が増え、活性化するそう。筋肉のように体積も増えるともいわれています。最近、忘れっぽいとか、すぐに怒りだしてしまうような場合、脳の前頭前野が衰えている可能性があるそうです。
さらに、読書を定期的にしていると、ストレスに強い脳へと鍛えることができるとか。逆に、読書をしないとストレス耐性が下がり、少しのことでもストレスを感じやすくなるそうです。脳にとって、適度なストレスは必要だということのようですね。最近、ストレスが多いなと感じている方は、感情を強く揺さぶられる内容ではなく、心が落ち着く、リラックスできる内容を選ぶと良いそうです。寝る前に、そうした本を読む習慣をつけると、睡眠も良質になり、脳過労の軽減につながるそうです。
なお、「目が悪くなった」とか、もともと「本を読むのが苦手」という方は、最近普及している、オーディオブックでもよいそうです。ある脳の専門家によると、ウォーキングなどの有酸素運動をしながら、オーディオブックで聴覚から読書をすると、脳の海馬が司る「エピソード記憶」が鍛えられるそうですよ。
どうでしょうか? 本を読んでみようかな、という気持ちになってきましたか? 脳を活性化しながら、穏やかな気持ちになれるような、素敵な本に巡り会いたいですね♪
 
秋の夜長に「脳活」のススメ ②100文字日記
 
 
すでにご存知の方も多いかもしれませんが、脳を活性化するのに、100文字日記を書くと良いそうです。ただし、パソコンやスマホではなく、ノートなどに手で書くのがポイント。その日に読んだ本の感想や、その日あった出来事を整理しながら、100文字という短文でまとめることで、主に、数分から数時間保たれる「近時記憶」が鍛えられるそう。さらに、手で文章を書くことで、脳の前頭前野が活発に働くそうです。その日にあった出来事を日記にすれば、もしも嫌なことがあっても、気持ちの整理ができ、ストレス軽減に役立つことも。100文字というのは、自分の考えをしっかりまとめなければいけないので、毎日続けていくうちに要約力が鍛えられ、言葉での伝え方もうまくなりそうです◎
2023年10月20日 22:07

ちょつとひといきタイム 9月号

安全第一
台風シーズンに、改めて、水災のための備えを 
 
 
9月は、大型台風が日本に接近しやすいシーズンです。最近は、線状降水帯による集中豪雨やゲリラ豪雨で大きな川が氾濫するなど、台風の上陸にかかわらず水害が発生していますから、台風シーズンではなおさら、浸水への備えを万全にしておきたいものですね。
では、まず初めにチェックしておきたいのは、ベランダ。マンションなどの上層階に住んでいると、浸水の心配は少ないものの、盲点となりやすいのがベランダです。排水溝がゴミや枯れ葉などで詰まっていると、ベランダが冠水し、室内が水浸しになってしまうことがあります。特に、ベランダでガーデニングをしている人は要注意。土が溜まって排水を妨げている可能性があるので、こまめに掃除するようにしましょう。
ちなみに、トイレや風呂場、洗濯機の排水口もお忘れなく。水害が起きると、トイレの便器や水回りの排水口から、汚水が逆流することがあります。トイレの便器や排水口は、ごみ袋で作った「水のう」で塞ぐとよいそうなので、覚えておきたいですね。
次に、河川のそばや低地にお住まいの場合は、室内への浸水を防ぐ、土のうや止水板を用意しておきたいところ。45リットルや70リットルのごみ袋に水を入れた「水のう」を、ダンボール箱に入れるということでも代用できますが、最近は、水を吸収すると急激に膨らむ「吸水土のう」もあります。これなら、平常時はかさばらずに保管できるので、備えておきやすいですね。止水板も、最近はネット通販で手軽に購入できます。
そして、いよいよ避難が必要なときのために、備えておきたいのがレインコート。雨に濡れると体温や体力を奪われてしまうので、できれば上下分かれている、肌の露出が少ないものがおすすめです。さらに、足元を守るために「防水ソックス」も用意しておきたいところ。撥水効果の高いものなら、足先から体温を奪われることが少なくて済みます。ガラスや釘を踏んでも突き抜けることのない安全靴があれば、泥水の中の歩行も危険度が減ります。なお、長靴は水が入ってしまうと歩きにくくなってしまうので、注意してくださいね。
その他にもいろいろあると思います。最近の災害は、いつ、どこで起こるかわかりませんから、どんなときでも慌てずに、冷静に行動できるよう、日頃から備えておきたいですね。
 
涼やかな風が吹く前に、網戸掃除を
 
 
掃除しなくてはいけない、と思いながらも、つい後回しにしてしまいがちな網戸。一見、それほど汚れているように見えなくても、実は、さまざまな汚れが付着しているそう。網戸の外側には、土ぼこりや排気ガス、黄砂、PM2.5など、内側には、室内で漂っていたホコリや油などが付着しています。これらの汚れを放置しておくと、雨や結露などで、カビや雑菌が繁殖してしまうそうです。新鮮な空気を入れようと窓を開けても、網戸から、健康を害するような汚れを取り込んでしまうことになってしまうわけです。びっしり汚れが付着してしまう前に、掃除しておきたいところですね。
網戸掃除は、意外と簡単。お掃除ワイパーのドライシートでホコリなどを取り除いた後、ウェットシートで拭き上げます。最初から水拭きしてしまうと、汚れが網目に固まってしまうので、まずは乾いたもので拭くのがコツだそうです。できれば、半年に一回は網戸掃除をして、新鮮な空気を取り入れたいですね。
 
2023年09月10日 17:38

ちょつとひといきタイム 8月号

7月 水着
真夏のだるさは、脳のオーバーヒートが原因!? 
 
 
今年の夏は、観測史上最も暑い夏になるかもしれない、というおそろしい予測が出ていましたが、やっぱり酷暑の日々が続いていますね。ところで、暑さが続くと、「だるい」「集中できない」など、なかなか疲れが取れず、「何もしたくない!」という人も多いのではないでしょうか? とはいえ、家事や育児、仕事と、やらなければいけないことは、待ってはくれませんよね。そこで、真夏のだるい体に、なんとかスイッチを入れる方法を調べてみました。
まず、暑くなるとなぜ、だるく、疲れやすいのかというと、一つの原因として、「脳のオーバーヒート」が考えられるそう。ご存知のように、脳というのは全身の司令塔。神経や筋肉などを動かすために働いて、常に発熱しています。真夏の暑さの中では、異常に上昇する体温を下げようと脳が酷使されるため、オーバーヒートを起こしてしまうというわけです。
車と同じように、脳もオーバーヒートを起こすと動きが鈍くなり、体温や血圧の調節などがうまくいかなくなり、頭痛やだるさ、めまいといった不調があらわれてくるのだそうです。
ということは、脳がオーバーヒートを起こさないようにクールダウンさせれば、あのつらいだるさや疲労感に、悩まされずにすむかもしれませんね。
では、脳をクールダウンさせる方法はというと、質の良い睡眠を取ることや栄養バランスを整える、頭(脳)を冷やすなど、いくつかありますが、最も効果的だといわれているのが、有酸素運動です。お勧めはウォーキングですが、この暑さの中、外を歩くなんて…、と思った人には、室内での足踏み昇降やスクワット、フラフープもおすすめです。屋内でも熱中症の危険がありますので、水分補給を忘れずに。そして、毎日コツコツ続けることが大切です。自分に合った有酸素運動をがんばって、酷暑でも軽やかに過ごしたいですね♪
 
むくみが気になるときは、水分の摂り方を見直してみましょう
 
夏場、顔や足などの“むくみ”が気になること、ありませんか? むくみを気にして水分を摂らないと熱中症になってしまうので、なんとももどかしいところです。
実は、夏場にむくみやすい人は、水分の摂り方が間違っているからかもしれません。例えば、水分をあまり摂らず、ノドが乾いてから飲むと、体は水分を溜め込もうとするのでむくみの原因に。逆に、水分を摂りすぎてしまうと、体に水分が滞って、むくんでしまいます。
正しい水分の摂り方としては、ノドの乾きに関係なく、こまめに飲むこと。さらに、ミネラルを含んだ水や、体を温める効果が期待できる生姜湯などがおすすめです。コーヒーや緑茶は、カフェインが含まれ、利尿作用があるので、余分に水分を排出してしまうおそれがあるそうです。でも、水出しコーヒーや水出し緑茶にするとカフェインが減るそうなので、どうしても飲みたい場合は、そうした工夫をするといいかもしれませんね◎
 
2023年08月15日 08:50

ちょつとひといきタイム 7月号

口腔乾燥
夏バテ対策に食べたい“栄養価の高い食品”とは?
 
 
じめじめとした暑さを感じる日が多くなってきましたね。季節の変わり目のこの時期、いまひとつ食欲が出なかったりだるさを感じたり、なんとなく不調を感じている人も多いのではないでしょうか? そんなときこそ、できるだけ栄養価の高いものを食べ、夏本番に向けてスタミナをつけておきたいところ。思い浮かぶのは、やっぱり「うなぎ」でしょうか。
ご存知の方も多いと思いますが、うなぎは、不足しがちな栄養素を手軽に補えるスーパーフード。高タンパクでビタミンA・E・Bが豊富なうえに、動脈硬化を防ぐEPA(多価不飽和脂肪酸)やDHAも豊富に含まれているそう。特にビタミンAは、標準的な大きさの蒲焼きの半身(50g程度)で、大人の男性1日分の必要摂取量を超え、カルシウムも牛乳より含有量が多いそうです。ちなみに、うなぎの皮と身にはコラーゲンもたっぷり含まれているので、お肌にも良いとか。
とはいえ、「うなぎは、どうも苦手…」とか、「値段が高くてなかなか食べる機会がない…」という人もいるかもしれませんね。
そこで、うなぎに匹敵する高い栄養価のある食べ物はないものか、探してみました。1つ見つけたのが、「どじょう」です。昔からどじょうには、「うなぎ1匹、どじょう1匹」という言葉があり、どじょう1匹でうなぎ1匹並みの栄養が得られるといわれています。厳密には、どじょう1匹ではうなぎ1匹分の栄養は補えないのですが、100g換算で比べると、カルシウム、鉄、ビタミンB2など多くの栄養素で、どじょうのほうが上回っているとか。でも、どじょうを食べるのも、提供しているお店を探すのも大変で、ハードルが高そうですね。
では、「しじみ」はどうでしょう? 「土用しじみは腹薬」ともいわれているのですが、しじみは、良質なタンパク質や亜鉛、タウリン、鉄分、ビタミンB群などを含む滋養食。特に、肝臓のはたらきを助けます。しじみの旬は、冬と夏の2回あるのですが、夏のしじみは、産卵期を控えて栄養豊富。夏バテ予防にもなることから、土用の丑の日に食べられていたそうです。
さらに、もう1つ。この時期店頭によく並んでいる「鮎」も、栄養価が高い魚の1つです。鮎1尾で、1日に必要なビタミンB12が摂れてしまい、鉄分やカルシウム、マグネシウムなどのミネラルも豊富。特に、鮎の内臓には、うなぎに匹敵するビタミンAが含まれているそうですよ。他にも、栄養価の高い食べ物はいろいろあると思いますので、食べられそうなものを選んで、体力を維持してくださいね。ちなみに、今夏の土用の丑の日は、7月30日です◎
 
蒸れる季節…。知っておきたいイヤな足のニオイの撃退法
 
 
汗をかく季節になると、気になるのがニオイですね。特に、あのイヤな足のニオイは、なんとしても抑えておきたい!という人も多いと思います。そこで、足のニオイの撃退法をご紹介しますね。
まずは、ニオイの元を退治することから始めましょう。例えば、足爪の間に汚れや角質が溜まっていたら、きれいにしておきます。ゴムや合成皮革の通気性の悪い靴には、汗を吸う抗菌剤配合の中敷きを敷いておくのもおすすめです。そして、同じ靴を毎日履かないことも大切。ニオイの元の雑菌を繁殖させず、汗をかいたら蒸れないようにときどき乾燥させるのが、ニオイ予防の第一歩です。
それでも、汗をかいたり、長時間靴を履き続けたら、臭うのは仕方がないこと。大切なのは、香りで嫌なニオイを消そうとせずに、ニオイの元を「中和」させて元から断つことです。足のニオイの原因は、イソ吉草酸などの雑菌による酸性のニオイと、汗が蒸れて発生するアルカリ性のニオイと大きく2種類が混在しているといわれています。身近にあるものを使うなら、酸性のニオイを中和させるのにおすすめなのが「重曹」。食用の重曹を溶かしたお湯で足湯をしたり、お茶パックに重曹を入れ、靴に入れておくのもよいとか。一方、アルカリ性のニオイの中和には「クエン酸」がおすすめです。クエン酸を溶かしたスプレーをシュッとひと拭きしておくと、汗による嫌なニオイの撃退が期待できるそうです。靴を脱ぐときのために、万全な対策をがんばりたいですね☆
 
2023年07月12日 21:33

ちょつとひといきタイム 6月号

6月 梅雨
キッチンや浴室、エアコンに潜むカビが引き起こす怖い肺炎
 
 
新型コロナの流行も落ち着いてきて、感染対策に神経をすり減らすことも少なくなってきましたね。マスクを外して過ごす時間が増えてきた人も、少なくないのではないでしょうか。
ところで、新型コロナの怖いところは、肺炎が通常のタイプよりも早く重症化してしまうことでしたね。その新型コロナが落ち着いてきたとはいえ、油断は禁物。肺炎のリスクは至るところに潜んでいます。梅雨が始まるこれからの季節に気をつけたい肺炎の一つが、「夏型過敏性肺炎」。これは、“トリコスポロン”というカビの一種が原因で発症する肺炎です。トリコスポロンの見た目は、灰色がかった白いカビで、キッチンや浴室、押入れ、サッシの窓枠など、通気性が悪く、湿気がたまりやすい木材部分に繁殖しやすいといわれています。
このような見える場所なら、こまめに掃除をすることで防げそうですが、やっかいなのはエアコン。除湿や冷房を点けたとたん、ムッとする嫌な臭いが漂ってきたら、カビが繁殖しているサインです。エアコン内部には、トリコスポロンの他に、フィルター部分に“アスペルギルス”というカビが繁殖するそう。このアスペルギルスを吸い込み、肺に入ると、アレルギー反応を起こして咳やたんの症状が現れます。ひどくなると、呼吸が苦しくなり、酸素吸入がないと生きていけない状態にまでなってしまうこともあるとか。自分の家にいるとなぜか空咳がよく出て、外に出るとおさまるという人は要注意。家の中に繁殖しているカビが原因かもしれません。
対策は、こまめに掃除するのはもちろんですが、エアコンの場合は、冷房や除湿で使った後、送風モード(なければ暖房モード)で30分程度内部を乾燥させておくとよいそうです。
ちなみに、タバコを吸う人は、こうした夏型過敏性肺炎やアスペルギルス肺炎が、悪化しやすいといわれています。肺を守る生活習慣は、新型コロナ対策にもつながりますので、これからも気を引き締めて取り組みたいですね☆
 
初心者にも始めやすい「梅仕事」。梅シロップなら簡単で失敗なし
 
 
梅雨に入ると、スーパーの店頭などに並びだす青梅や完熟梅。梅干しや梅酒、梅ジュース…、作ってみたいなと思いつつも、「手間がかかりそう」と躊躇していた人も、今年はチャンレジしてみませんか? 
梅の実を使った保存食づくりのことを「梅仕事」といいますが、初心者にも簡単で、失敗が少ないのが「梅シロップ」。水や炭酸で割ってジュースで飲むと、クエン酸の効果で疲れが取れやすくなったり、口の中の雑菌の繁殖を抑える効果などが期待できるそう。作り方は、とても簡単です。熟す前の硬い青梅と氷砂糖を同じ量(例えば青梅1kg、氷砂糖1kg)用意し、保存用の瓶などで漬け込むだけ。下ごしらえとして、梅の実を洗う前に1つずつ黒いヘタを爪楊枝などで取り、梅を水洗いした後、布巾で拭き、1〜2時間ほど乾かします。漬け込む瓶は全体に熱湯をかけて殺菌し、乾かした後、エタノールや焼酎で吹き上げるとより、殺菌効果が上がります。こうして殺菌した保存瓶に梅と氷砂糖を交互に入れて、陽の当たらない場所に起き、1週間〜10日間ほどでシロップが出来上がり、さらに2〜3週間熟成させると、より風味の良いシロップが完成します。なお、途中、瓶を上下に振って混ぜるとよいそうですよ。
梅シロップの作り方は、他にもいろいろあるようですので、チャレンジする方は、ご自分に合った方法を調べてみてくださいね♪
 
2023年06月10日 09:42

ちょつとひといきタイム 5月号

かぶと
サングラスだけじゃ足りない…。正しい目の紫外線対策とは
 
 
5月に入って、夏を思わせるような陽射しの強い日も増えてきましたね。日焼け止めなど、すでに、お肌の紫外線対策を始めている方も多いと思いますが、目の紫外線対策はどうしていますか? 「サングラスをするのは恥ずかしい」とか、「サングラスは嫌い」などの理由で、対策していない方もいるかもしれませんね。そんな人に知っておいてほしいのが、目にとって紫外線は、かなり危険だということです。紫外線を長期間浴び続けていると、白内障や加齢黄斑変性症といった、視力が落ちてしまう目の病気を発症してしまうことも。さらに、目から入り込んだ紫外線が脳に伝わり、メラニン色素を産生する細胞が刺激されて、シミやそばかすの原因になることもあるそうです。紫外線はこわいですね…。
そこで、やはり対策が大切なのですが、最近は、色のついていないクリアタイプのUVカットサングラスが発売され、近視や遠視用などのメガネにも、UVカット加工がされているものもあります。ただ、目に対する紫外線対策は、紫外線が入り込む隙間を作らないことが大切だそうです。
最も効果的なのが、隙間なく密着するUVカットコンタクトレンズですが、普段使っていない方にはハードルが高いと思います。サングラスやメガネで対策する方は、なるべくレンズの大きなものを選び、ゴーグルのように顔にフィットするものがおすすめ。さらに、帽子や日傘によってダブルで対策したほうが効果的だそうです。ちなみに濃い色のサングラスは、瞳孔が開いてしまうので、紫外線がより入り込んでしまうそう。色付きのサングラスは、薄い色のものを選びたいですね。新型コロナの流行もひと段落して、これから外出する機会が増えそうですので、おしゃれなUVカットサングラスや帽子で、青空のもと外出を楽しみたいですね♪ 
 
ハイキング、キャンプが楽しい季節。キケンな虫対策を忘れずに
 
 
五月晴れの空にさわやかな風も吹いて、ハイキングやキャンプが楽しい季節です。でも、経験したことのある人も多いと思いますが、注意したいのは、危険な虫。ブヨやアブ、ヤブ蚊、毛虫、スズメバチなど、刺されると激しい痒みや痛みに襲われ、スズメバチに刺された場合、アナフィラキシーショックで命を落とすことも。
対策としては、なるべく肌を露出しないのはもちろん、スズメバチなど危険なハチが好む、黒っぽい服装や帽子を避けることも大切です。さらに、ついうっかりしてしまいそうなのが、柔軟剤や化粧品、制汗スプレーなど、いわゆる“良い香り”。このような香りは、特にハチを寄せ付けてしまうので、アウトドアをする方は無香タイプを使うのがおすすめです。また、虫除けスプレーは、肌だけでなく、着ている服や帽子のつばにもかけておくと良いそう。例えば、ブヨはハッカの匂いを嫌うなど、虫による特性もあるので、どんな虫に対応しているのか、虫除けスプレーの表示もよく確認しておきたいですね。
なお、万が一、刺されてしまった場合に備えて、応急処置ができるグッズや薬も持参しましょう。例えば、注射器のようなもので毒を吸い出すポイズンリムーバーは、ハチ以外の虫さされ直後に行うと、多少の症状軽減になるそうです。
そして、毒虫に刺されてしまい、患部が赤く腫れる、熱を持っている、痛いなどの強い症状がある場合は、ためらわずに医療機関を受診しましょう。「蜂窩織炎(ほうかしきえん)」といって、虫刺されから細菌感染症を引き起こすことがあります。放置すると重症化することもあるので、「たかが虫刺され」と軽くとらえず、正しく対処して、アウトドアを楽しんでくださいね☆
 
2023年05月07日 10:35

ちょつとひといきタイム 4月号

お花見
“実益を兼ねた趣味”で毎日を楽しもう♪
 
 
4月になりましたね。草花も芽吹き始めて、なんとなく気持ちがウキウキ♪ この春、「なにか新しいことを始めたいな」と思っている方もいるのではないでしょうか。とはいえ、家事や仕事、子育て、介護などで「時間に余裕がない!」とか、ここのところの相次ぐ値上げラッシュで「あまりお金はかけたくない…」という方も多いかもしれませんね。
そこで、実益を兼ねた“新しいこと”に取り組んでみるのはどうでしょう。例えば、「キッチン水耕栽培」。もう始めている方も多いかもしれませんが、水と液体肥料があれば簡単に始められます。初心者ならブロッコリースプラウトやリーフレタスがおすすめ。ブロッコリースプラウトは水に浸したスポンジに種をまくだけ。芽が出てきたら液体肥料をあげると良いそうです。料理の付け合わせや彩りに何かと便利なリーフレタスは、苗から育てるほうが、失敗が少ないとか。おしゃれな透明ケースの中などで育てれば、リビングに置いても◎。日々育っていくグリーンの彩りに癒やされそうですね。
あるいは、手芸好きなら、その作品を販売してみてはどうでしょう。最近は、スマートフォンで、とても簡単にフリマアプリやハンドメイドマーケットに出品できてしまいます。手作りならではの温かみやオリジナル性に、ファンがつくことも。お金はたくさん儲からなくても、自分の作品が評価されることでやりがいを感じ、心が豊かになるかもしれませんね。
その他にも、自分で撮った写真や描いた絵など、オリジナルの作品を販売できるサイトがあります。オリジナルの小説や詩集、旅行史なども、少々ハードルは高いかもしれませんが、電子書籍ならほとんど費用をかけずに個人出版することができます。趣味で実益を得ることにあまり興味のない方は、環境保護や人助けにつなげてもいいかもしれませんね♪ 
 
春先の悩み多き髪のトラブルに「ヒハツ」のすすめ
 
 
春先になると、頭がかゆくなる…という方、最近多いようです。頭のかゆみの原因は、頭皮の乾燥やシャンプーによるかぶれ、過剰な皮脂、花粉によるアレルギーなど、原因はさまざま。特に、乾燥肌の人は春先に頭皮のトラブルが起こりやすいようです。その他にも、白髪や抜け毛など、髪の悩みは尽きないという方も多いのではないでしょうか。そうした悩みを抱えている方は、すでに、シャンプーを替えてみたり頭皮をマッサージしたり、いろいろ努力されていると思いますが、“スパイス”を試してみるのもいいかもしれません。おすすめは、「ヒハツ」。ロングペッパーとか島胡椒などとも呼ばれているコショウの一種。このヒハツに含まれる辛味成分のピペリンは、毛細血管を広げて血行を促進する作用があるそうです。高血圧や冷えの改善に役立つとして有名ですが、頭皮にも◎ 血流が良くなると、新陳代謝が活発になって頭皮や髪に良い影響が期待できます。ヒハツの摂り方は、毎日1g程度をミルクティーなどに入れて飲んだり、カレーなど料理に使ってもOK。毛細血管は全身の血管の95%にあたるそうですから、ヒハツ効果で全身の血流が良くなると体温が上がり、免疫力アップなどの効果も期待できそうです。ただし、持病があって薬を服用中の方は、相互作用などの心配がないかかかりつけの医師に相談してから試してみてくださいね。
2023年04月17日 16:20

ちょつとひといきタイム 3月号

花粉症
春の不調は「肝の気」が原因のことも。オススメの食材で乗り越えよう
 
 
日ごとに陽射しが暖かくなってきましたね。この時期にしか見られない可愛らしい草花を探しに、春散歩が楽しい季節です。ところで、漢方の世界で春は「肝の季節」といわれているのをご存知ですか? 
漢方でいうところの「肝」とは、西洋医学の「肝臓」のはたらきだけでなく、目や筋肉、情緒のコントロールも含まれるそう。春は、暖かな陽気のせいで、この「肝の気」が高ぶりやすく、頭痛がしたり目が充血したり、何となくイライラしたり…。不眠や血圧の上昇、ホルモンバランスを崩してしまうこともあるそうです。
そこで、春になると不調を感じるという方のために、肝の気を整える食材をご紹介しますね。まずは、「ナツメ」。肝の気を整える食材として有名で、鉄分やカルシウムなどのミネラル、食物繊維などが豊富、漢方では気と血を補い、滋養強壮や精神を安定させる作用があるといわれています。乾燥ナツメなら比較的手に入りやすいので、スープに入れたり、お湯に入れてナツメ茶として飲んでも良さそうですね。その他に、春が旬のハマグリやセリ、帆立貝、酸味のある食材も肝のはたらきを調節してくれるそう。
なお、甘いお菓子やジュースなどの糖分の高い食べ物の食べ過ぎには注意しましょう。甘すぎる食べ物は、血糖値の乱高下を引き起こし、イライラや倦怠感が増してしまうおそれがあるそうです。うららかな春の陽気で体調が崩れてしまうなんて、人の体はとてもデリケート。必要な栄養と運動をバランス良く生活に取り入れて、春の季節を楽しみたいですね♪
 
敏感肌に優しい「練り香水」を手作りで♪
 
 
好きな香りを身にまとっていると、なんとも心地よく、リラックスできるという人は多いのではないでしょうか? でも、液体の香水やオードトワレは、つい、つけ過ぎてしたまったり、アルコール成分が肌に刺激になってしまったりする場合も。そこで、オススメしたいのが「練り香水」。市販のワセリンやミツロウ、お気に入りのアロマオイルなどで、簡単にオリジナルの肌に優しい練り香水が手作りできてしまうんです。
作り方はいたって簡単。例えば、ドラッグストアなどで売っている「白色ワセリン」を使う場合は、ふた付きの小さな容器にワセリンを入れ、アロマオイルを数滴垂らして、よく混ぜ合わせるだけ。持ち運びやすく、保湿効果のある練り香水の出来上がりです。もう少し固めの練り香水にしたい場合は、ミツロウがおすすめ。ミツロウとホホバオイルを1対2くらいの割合で湯煎にかけて溶かし、アロマオイルを垂らし、よく混ぜ合わせます。小さな容器に移して固まれば出来上がり。ミツロウもホホバオイルも保湿効果の高い美容アイテムなので、乾燥肌の方も安心して香りを楽しめるはずです◎
 
2023年03月14日 16:51

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